Codex のスキルを $スキル名 で明示的に呼び出す
Codex のスキルを明示的に呼び出す方法と、自動選択との使い分けを紹介します。
Codex には、特定の作業手順や専門知識をまとめた「スキル」があります。
自分はこれまで、スキルの説明に「レビューを依頼されたときに使う」のような条件を書いて、依頼内容に応じて Codex に自動で選んでもらっていました。
ただ、スキルは $スキル名 と書いて明示的に呼び出すこともできます。
$スキル名 で明示的に呼び出す#
Codex では、$ に続けてスキル名を書くと、使いたいスキルを明示的に指定できます。
たとえば、code-review というコードレビュー用のスキルを作っている場合は、次のように指定します。
$code-review このPRをレビューして
自分はこの書き方を知らず、依頼内容からスキルを自動で選んでもらうことを前提にしていました。
共通の指示はスキル、今回だけの指示はプロンプト#
$スキル名 で指定する方法が便利だと感じたのは、使うスキルを決めたうえで、そのときだけの指示を追加できるところです。
$code-review このPRをレビューして。今回は特に認可まわりを重点的に確認して
コードレビューで毎回確認してほしい内容はスキルにまとめて、「今回はここを重点的に見てほしい」といった指示だけをプロンプトに追加できます。
自動選択と使い分ける#
もちろん、毎回 $スキル名 を指定する必要はありません。
Codex は、依頼内容に応じて利用するスキルを自動で選ぶこともできます。普段は自動選択に任せて、「今回はこのスキルを使いたい」と決まっているときだけ明示的に指定できます。
自分はこれまで自動選択を前提にしていましたが、$スキル名 で指定できることを知ってからは、共通する作業手順はスキルにまとめて、そのときだけ必要な指示はプロンプトに追加する、という使い分けがしやすくなりました。
よく使う指示は辞書登録している#
自分の場合、よく使うスキルと指示の組み合わせは辞書登録しています。
たとえば、RSpec のレビューでは次のようなプロンプトを登録しています。
$skill-test-writing-rspec git diff --cached spec のレビューとリファクタ案をお願い。
毎回スキル名や同じ指示を入力しなくて済むので、明示的にスキルを指定する場合でも手間を減らせます。

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